図書だよりカテゴリー 3・4年生から

ゆうすげ村の小さな旅館

おばあさんが両手を肩のあたりに広げているイラスト表紙

~ゆうすげ旅館の1年~ 不思議ふしぎなお客様たち

 「ゆうすげ村に、ゆうすげ旅館という一けんの旅館があります。」という文で始まるこのお話。「どこかで聞いたことがあるような…」と思った方もいるかもしれませんね。学校の国語のじゅ業で先生やお友だちと一しょに読んだことがある、または宿題でおうちの人と一しょに読んだという方もいるかもしれません。もしもそのお話につづきがあったとしたら読んでみたくありませんか。

 この本は、~ウサギのダイコン~というお話から始まり、毎月1話ずつ、ゆうすげ旅館に不思議ふしぎなお客様がやってきて不思議ふしぎなことが起きる12のお話でできています。そしてさい終話「クマの風船」というお話のさい後には、~ウナギのダイコン~に出てきた、「美月さん」の名前がまた登場するのですが。さてなぜでしょうか。この本を読んでみたら国語のじゅ業がますます楽しくなるかもしれませんね。

2021年6月11日(三谷剛平みたにこうへい

著者:茂市久美子 作 ; 菊池恭子 絵

出版社:講談社

ISBN: 978-4-06-195696-4