~ゆうすげ旅館の1年~ 不思議なお客様たち
「ゆうすげ村に、ゆうすげ旅館という一軒の旅館があります。」という文で始まるこのお話。「どこかで聞いたことがあるような…」と思った方もいるかもしれませんね。学校の国語の授業で先生やお友達と一緒に読んだことがある、または宿題でおうちの人と一緒に読んだという方もいるかもしれません。もしもそのお話に続きがあったとしたら読んでみたくありませんか。
この本は、~ウサギのダイコン~というお話から始まり、毎月1話ずつ、ゆうすげ旅館に不思議なお客様がやってきて不思議なことが起きる12個のお話でできています。そして最終話「クマの風船」というお話の最後には、~ウナギのダイコン~に出てきた、「美月さん」の名前がまた登場するのですが。さてなぜでしょうか。この本を読んでみたら国語の授業がますます楽しくなるかもしれませんね。
2021年6月11日(三谷剛平)