黒潮町地域子育て支援センターでお話させていただきました。

写真:乳児づれのお母さんが本を読んでいます。

1月19日、黒潮町地域子育て支援センターで小さいお子さんと保護者の方向けに「親子でふれあう絵本の世界」というテーマでお話させていただきました。

もうすぐ1歳になるお子さんから3歳児さんまで4組の利用者さんに、手遊びやわらべ歌を交えながら、小さい人向けの絵本を紹介しました。

お母さんのお膝でじっと聞いてくれるお子さんもいれば、遊びに夢中になりながらも耳で聞いて、聞こえた音を反復してくれているお子さんもいて、絵本の世界をその子なりにじっくりと味わってくれているようで嬉しかったです。

小さい人むけの絵本の定番『くだもの』(平山和子/作 福音館書店)では、果物が好きではないというお子さんも、もぐもぐと口を動かして食べる真似をしてくれたり、大好きな食べ物に口が自然に動いているお子さんもいました。

『さかながはねて』(中川ひろたか/文 森あさ子/絵 世界文化社)は、絵本を紹介した後に、支援センターの桑原先生に手遊びを実演していただき、みんなで一緒に歌いながら手遊びを楽しみました。

子育て支援センターのある高台のふもとには、Tシャツアート展で有名な、4キロメートルの砂浜が広がる入野の浜があります。海の近くということで、『がたんごとんがたんごとんざぶんざぶん』(安西水丸/作 福音館書店)も読みました。

お母さん方も、紹介した絵本を手に取ってじっくり読んでくれている様子でした。また、「ブッカーを延々と貼る仕事があるんですね! やりたいです!」と図書館の作業に興味を持ってくださる方もいて、楽しく交流させてもらいました。

新しいことだらけの小さい頃に、大好きな、安心してそばにいたい大人に絵本を読んでもらう豊かな時間を過ごしてもらえるといいなと思います。

写真:手作りのリースと「親子でふれあう絵本の世界」の案内板です。
写真:子育て支援センターの利用者の親子が本を見ています。
写真:子育て支援センターの絵本コーナーです。
写真:黒潮町子育て支援センターの近くにある入野の浜です。