図書だよりカテゴリー 1・2年生から

ゆうやけにとけていく

本の表紙:女の子がパンダの遊具に乗っています。後ろに夕焼けが広がっています。

あきは夕ぐれ すてきなゆうやけ

あきになると、日がくれるのが早くなって、あっというまによるになります。一年中まい日、日はのぼりくれていきますが、あきの夕やけはとくにうつくしくかんじられます。

このえほんは、はる・なつ・あき・ふゆとながれるきせつと、さまざまな人の上の空にかかるゆうやけがえがかれています。あそんでいる子、ないている子、どんな人にもゆうやけがやさしくほほえみかけています。どこかなつかしい町のけしきを赤くそめて、やがてよるがしずかにおとずれます。よ空にはまん天のほし空がひろがっています。

 ページをめくると、しょうわのせんぷうきのよこにゲームきのスイッチがえがかれていて、むかしといまがとけこんだこころにひびくばめんがつづきます。

 ゆうやけのいろは、金いろやピンクなどページごとにひょうげんがちがっています。かぜや空気のにおいがかんじられる1さつです。

2023年11月3日(大木由香おおきゆか

著者:ザ・キャビンカンパニー

出版社:小学館

ISBN: 978-4-09-725229-0