ねずみのおうちもキムチをつけます
冬のはじまるころのかんこくでのおはなしです。
ソンミのうちのにわには、小さな小さないえがあります。そこには、ねずみのかぞくがくらしています。ねずみのかぞくは、ことしはうちでもキムチをつけよう、ソンミのうちのまねをしながらつけてみようと、みんなでソンミのうちへどやどやおしかけました。
ソンミのハルモニ(おばあさん)が「あらじおでつけるんだよ」とはくさいにしおをふりはじめると、それをきいたこねずみがねずみのオンマ(おかあさん)に「はくさいをしおずけするんだって。あらじおで。」とつたえます。オンマは、さっそくあらじおではくさいをつけこみます。ひとばんねかせて、しおをあらって、ぐをきって、よくかきまぜて、はくさいにぐをはさんで…。おいしい“まねっこキムチ”できるかな?
2021年11月19日(辻恵子)