おとなりのくにの ゆかいな むかしばなし
むかしむかし、ひがしのうみに、三千年いきているイワシ大王がすんでいました。ある日、大王はとてもふしぎなゆめをみました。
からだがぴょーんと天たかくとびあがり、すぐにぽとんとおちて、ゆきがふってきたかとおもったら、つぎにはおひさまがてりつけ、あつくなったりさむくなったりする…。
ゆめからさめた大王は、「ううむ、これはなにか、ただならぬゆめにちがいない」と、けらいのヒラメをよび、にしのうみにすむハゼをつれてくるよう言いつけました。ゆめのいみをうらなってもらうことにしたのです。 さて、ゆめうらないのけっかはどうだったのでしょうか。たくさんのさかなたちをまきこんで、なにかおこりそうですよ。
2020年9月4日(岡本富美)