わるい子は なべにほうりこんで くっちまう!
よる、まくらに耳をつけてねるとずしーん、ずしーんと音がしませんか? それはもしかして、まほうつかいバーバ・ヤガーのちかづく音かも。
マルーシャは、かあさんにカブをかってくるようにたのまれますが、お金をおとしてしまいました。
それで、カブをさがして森のおくへ入っていきました。でもそこはわるい子だけがバーバ・ヤガーにたべられるこわあい森でした。
あるいていくとバーバ・ヤガーのこやがずーんと目のまえに立ちはだかっていたのです。
マルーシャは、こわくて だるくなり ねむってしまいました。
目がさめたマルーシャは やさいにかこまれて大きななべのまん中にすわっていました。バーバヤガーは、なべに、しおとこしょうをふります。 「ちょっとまって!あたしはいい子なの…」マルーシャは食べられませんよね。
2020年11月13日(弘末民代)