当館をご支援くださっている作家の方々からのご寄贈が続いています。

写真:絵本のトビラに絵本作家の長野ヒデ子さんのサインが書かれています。

当館をご支援くださっている作家の方々から新刊の著作のご寄贈が続いていますので、皆さまにもお知らせします!

まず最初に、長野ヒデ子さん/さく『おにぎり おにぎり』おむすび舎、2022年5月

紙芝居を絵本化した作品です。早速こどもたちに読み聞かせしましたが、とっても読みやすい!みんなニッコリお話を楽しんでいました。

続いては、たじまゆきひこさん/作『なきむし せいとく 沖縄戦にまきこまれた少年の物語』童心社、2022年4月

今年は沖縄本土復帰50周年です。沖縄に40年通い続けた田島征彦さんが、平和を願う心をこどもたちに伝えたいと描かれた絵本です。お気持ちが込められた絵が、いつにも増して素晴らしい作品となっています。

おしまいに、金原瑞人さん/訳『戦争が町にやってくる』ロマナ・ロマニーシン、アンドリー・レシヴ/作、ブロンズ新社、2022年6月

表紙に咲く赤いヒナゲシの花は、欧州では戦没者追悼の象徴の花だそうです。コラージュを用いた色彩の対比が効果的なこの作品、ウクライナの作家がこどもたちに向けて描いた、平和と戦争の絵本です。もうすぐ書店店頭に並ぶと思います!

ご寄贈いただいた本を、こどもたちに手渡してまいります。ありがとうございました。