9月12日(金)は、安田幸子先生の絵本の時間でした。本日のテーマは「月を描いた物語や絵本」。
月は、人類が地球以外で降りたったことのある唯一の天体であり、ギリシャでは、アルテミスが月の女神として親しまれ、エジプトでは、トト(鳥のトキの頭をした男性の神)が月をつかさどる神で、中国では、西王母が月の神様と言われていたり、日本では月読命(ツクヨミノミコト)が月の神で、農業、安産、海上安全、大漁のかみとしてまつられる男性の神であり、古代から夜を明るく照らす月は、世界中で神様として信仰されていた神秘的な存在です。(安田幸子先生資料より)
竹取物語は、作者不明の日本最古の物語であり、1,100年前に描かれています。
文化や時代背景によって、月の描かれかたも違っていて、読み比べてみるのも面白いと思います。
次回の絵本の時間は、11月14日(金)「ミュンヘン一枚絵、ドイツ一枚絵と絵本の世界」です。
お申込みお待ちしております。