7月12日(金)の『絵本の時間』は、「50周年を迎えた林明子の世界」をテーマに、安田幸子先生が林さんの描く作品の魅力を解説くださいました。
林明子さんは、静かな中にも、表情が豊かで、微妙なしぐさが愛おしい、こどもたちの姿を多く描いています。こどもの心をそのまま絵に表すことができる正統派の絵描きさんでありながら、軽さやユーモアもある、その魅力を1冊ずつ見ていきました。先生のお話から、林さんの絵の良さは、大人もこどものように、まずは絵をじっくりと読むこと、楽しむことで、大きく広がっていくことを感じました。
次回は9月13日(金)10:15~「手島圭三郎とアイヌの物語」がテーマです。安田先生が所蔵されている貴重な原画も展示予定です。ご予約お待ちしております。