6月14日㈮の絵本の時間は、安田幸子先生の「フランスの物語や絵本」についてのお話でした。
「フランスの絵本や児童書の文化は、イギリスやドイツに比べるとかなり遅れていましたが、ギュスターヴ・ドレの挿絵やモーリス・ブテ・ド・モンヴェルの、洗練された繊細なペン画や水彩画が、こどもの素晴らしい肖像画を描き、こども達が、今にも歌いながら出てきそうな絵がたくさんの絵本に描かれるようになり、近代絵本の基礎を築いていきました。20世紀になると、新しいたくさんのイラストレーター達が活躍し、世界各国の絵本作家にも影響を与えていきました。たくさんの絵本が描かれるようになり、こども達が楽しめるようになりました。」と、貴重な絵本と共にご紹介してくださいました。
初版本の貴重な絵本の色使いの綺麗さにとても感動しました。本日だけでは、話しきれないくらいたくさんのご紹介したい本があり、今回の「フランスの物語や絵本」についての第二回目を2025年の2月14日㈮にすることになりました。(当初予定していた、「蛇を描いた物語と絵本」から変更になります。)
今回、参加出来なかった方もぜひご参加ください。
次回は、7月12日㈮、「50周年を迎えた林明子の世界」です。皆さまのお越しをお待ちしております。