にんじゃもへえ

赤い服を着た忍者の表紙画像

「にんじゃもへえ」は、高知県に古くから伝わるお話です。
茂兵衛(もへえ・茂平)は、高知県日高村に実在していたとされており、お墓も残っています。
 “猿田洞の洞窟のなか、天狗の元で忍者修行をした『もへえ』と『いちのじょう』。悪い庄屋の蔵に忍び込み、米を盗んで村の人たちに届けると、村人たちは皆大喜び。さてお次は殿様に年貢をただにさせてやろうとお城へ向かうのですが…”
もへえといちのじょうのユーモアあふれる活躍に、大人もこどもも一緒に楽しめる一冊です。

 ☆1986年に発行された絵本「にんじゃもへえ」。みなさまのお声で32年ぶりの復刊です。(高知新聞総合印刷)

  ※平成30年度 第63回 高知県出版文化賞 特別賞受賞

著者:市原麟一郎 文 ; 狩野富貴子 絵

出版社:高知新聞総合印刷

ISBN: 9784906910816