ミツツボアリをもとめてーアボリジニ家族との旅

世界は不思議ふしぎであふれてる

ねえ、いい顔してるでしょ？　表紙の男の子。うでにユーカリの花をかざり、体には白い岩絵の具であざやかな絵。

写真家の今森さんは、世界中を旅してきた。今回は、まだ見たことがない昆虫こんちゅうに出合うため、オーストラリアへ。数万年前からこの地に暮くらし、狩猟採集しゅりょうさいしゅうの生活を続つづけているアボリジニ（先住民せんじゅうみん）の人々のところへ行くと、ある家族と知り合った。そして、「ミツツボアリ」というアリを取りに行く旅に連つれて行ってもらうことになったんだって。

その家族にとって、アリは大好だいすきなおやつというのだが。いったい、どんなアリなのか？

うーん、どんな説明せつめいも写真にはかなわない。「百聞は一見に如しかず」。今森さんの写真を見るしかないよ！

2025年6月20日（深瀬尚子ふかせひさこ）