図書だよりカテゴリー 3・4年生から

ひと粒のチョコレートに

本の表紙:チョコレートの包み紙の上部が破れています

美味しいチョコレートのおどろきの歴史れきし

きょうは、バレンタインデー。チョコレートを食べたり、作ったりした人もいるのではないでしょうか。口の中でトロッととけて、あまくていいかおりのおいしいチョコレートはお菓子かしの王様ですね。

わたしたちの身近にあるチョコレート。でもチョコレートってどうやって出来たのか知っていますか? チョコの原料げんりょうはカカオ豆。カカオの不思議ふしぎな油の性質せいしつをいかしてなめらかな口溶くちどけが広がります。しかしその性質せいしつゆえに、チョコレートを作り上げるまでには、なんと一万年近い時間がかかりました。一粒ひとつぶのチョコレートが出来るまでには、おどろくような技術ぎじゅつと長い歴史れきし、人間の知恵ちえがたくさんつまっている奇跡きせきのような食べ物なのです。

わたしもチョコレートが大好だいすき! 昔は高級品で一般いっぱんの人が食べることのできない時代もありました。今の時代に美味しいチョコが食べられるのはラッキーなことかもしれませんね。チョコレートのパッケージのような表紙もワクワクしますよ。

2025年2月14日(清水果子しみずかこ

著者:佐藤清隆 文 ; junaida 絵

出版社:福音館書店

ISBN: 978-4-8340-8740-6