ひとりひとりが人生という物語の主人公
あなたは、自分のことが好きですか?
この本に出てくる女の子のおじいちゃんには、子どものころのけがで大きな傷があります。でも、傷は関係なく、周りの人はおじいちゃんのことを好きになりました。おばあちゃんと出会い、幸せな人生を生きてきたことを、女の子に話してくれます。
学校のクラスでも、みんな顔が違い、体の大きさや性格がそれぞれ違いますね。
自分のことがいやだなとか、つらいなと心の中で思うこともあるけれど、体はいつも共にあって、がんばってくれています。そんな自分を一番大切な友達のように、何よりも大事にすることが大切なのですね。
皆さんの人生は、まだこれから長い道のりがあります。人生の主人公はあなた自身。どんなことがあっても自分の体や心の声をきいて、どんな道を選ぶのがよいか、幸せになることを考えてほしいと思います。
2025年10月10日(清水果子)


