おやおや ごらん みどりになるよ
おはなしのはじまりは「あおくん」です。えはかみをちぎったようで、すこしかわっています。ともだちとあそぶhじかんは、いろいろないろがとんだりはねたり、とてもたのしそうです。
ある日、あおくんは、ともだちのきいろちゃんにあいにいきます。さがしているときのふあんや、あいたい気もちがページからつたわってきます。
やっとあえたときのうれしさで、ふたりのこころとこころがふれあって、からだのいろにへんかがおこりました。それは、パレットの上でえのぐをまぜたかのようです。
ともだちのこころをしると、うれしくなったりかなしくなったりしませんか。耳をかたむけ、おはなしをきくとあなたのかんがえがすこしかわることはありませんか。まわりのともだちとコミュニケーションをとると、こころがまざりとけていろがかわるのです。
学校やとしょかんで「さがしてでも」よんでほしい、小さなえ本です。
2024年8月16日(山本祥子)