図書だよりカテゴリー 1・2年生から

あめじょあじょあ

本の表紙:大きな傘をさした女の子がカエルと一緒に歩いています。

ふった雨はどこへいくの?

雨がおおいきせつになってきました。雨はどうして空からふってくるのか、そして、どこへいくのかとかんがえたことはありませんか? このえ本の中では、雨が森やのや町にふって、小さなながれから川へ、そして川からうみへとながれこんでいく。そして雨は、くもになってまた雨になる。水はしぜんや生かつの中でぐるぐるとまわっているということが、わかりやすくえがかれています。

雨はわたしたちにとっては大せつなしぜんのめぐみですね。「じょあじょあ」とは、雨がいきおいよくふるようすをあらわすかんこくのことば。日本でいえば「ざあざあ」でしょうか。さくしゃのイ・ミエさんはかんこく人。えを手がけたのはこうちゆかりのえほんさっか田島征三たしませいぞうさんです。田島たしまさんの、いきおいがあってのびのびといのちをえがくえと、かんこくのことば「じょあじょあ」というひょうげんがたのしくユーモアたっぷりのおはなしです。

2024年6月14日(清水果子しみずかこ

著者:イ・ミエ 文 ; 田島征三 絵 ; おおたけきよみ 訳

出版社:光村教育図書

ISBN: 978-4-89572-694-8