やさしい光がとどきますように
みなさんは、このごろ月を見たことがありますか? 月が出ていると、よるもさみしくないような気がします。さて「キーウの月」はどんな月でしょうか? いっしょに本のページをめくって見てみましょう。
男の子が月をながめながら「キーウの月はローマの月のようにきれいなのかな」とかんがえています。すると「わたしはいつもわたしです!」と月はきっぱりいいます。
月はみんなにひかりをとどけます。「インドからペルーへ」とかかれたページのえは、ぞうがあるいています。
「わたしのひかりはパスポートなしでたびをします」のえは、いろんなくにの子どもたちが、まんまるい月をかこんで白いひかりのブランコをビューンとこいでいます。
キーウはウクライナのしゅと。せかい中に、やさしい月のひかりがとどきますように。
2022年12月16日(安藤厚子)