図書だよりカテゴリー 1・2年生から

うりこひめとあまんじゃく

じいじ、ばあばによんでもらおう

 「ももたろう」のむかしばなしをしっているかな。このえほんの「うりこひめ」は「うり」からうまれた女の子です。ほんとかな。でもむかしばなしだからね。

 「うり」とは、みんながしっているメロンのなかまで、あまい「うり」はかわをむいてたべ、あまくない「うり」は、つけものにします。そして「あまんじゃく」とは、このえほんにでてくるやせたおにのことです。でも「ももたろう」のはなしにでてくるおにほどはつよくなく、すこしおっちょこちょいのおにです。

 さあ「うりこひめ」と「あまんじゃく」の話は、どうなるのでしょう。じいじ、ばあばによんでもらいながら、えをながめていくとたのしいよ。土佐弁(とさべん)でよんでもらうのもいいかも。そばにいないときは、パパ、ママにたのもう。じぶんでよむより、きくほうがずっとたのしいんだから。

2020年11月6日(後藤孝一ごとうこういち

著者:堀尾青史 文 ; 赤羽末吉 絵

出版社:BL出版

ISBN: 9784776409670