みんな、巣箱をみたことありますか?
巣箱とは、小さな動物が生活するために作る巣を人間が代わりに作ってあげる箱のことです。動物たちが安心できる木の板で作ります。
この絵本を作った鈴木まもるさんは、自分の家のまわりの木の枝に巣箱を置きました。
スズメくらいの大きさのシジュウカラという小鳥がやってきて、オスとメスが巣箱に入ったそうです。せっせとコケや動物の毛をはこんできて巣箱の中で何かをしています。箱には丸いあながあいているだけで、箱の中は見えません。無理にのぞいたら、きっとおどろいてにげてしまうでしょう。
そこで鈴木さんは、シジュウカラにはわからないように箱の中をこっそりのぞくすごい方法を考えました。その方法を知りたい人。そして、巣箱の中でシジュウカラが何をしていたのかを知りたい人もこの絵本をぜひ読んでみてください。わくわくしますよ。
2019年7月6日 (後藤孝一)