本をひらけば ステキナミライ
ふわりういているのはみらいの小学生、ミライくんです。手をつないでいるのは、ランドセルがたロボットのランセル。あさはおこしてくれて、いえを出るまえにはわすれものチェックもしてくれる、たよれるあいぼうです。
学校には、空をとんでむかえにくるいどうがたきょうしつでとう校です。みなさんは、みらいの小学校はどんなところだとおもいますか?
えは水いろとみどりのあかるいいろあいで、みらいのまちのようすがこまかいぶぶんまでえがかれています。ゆめのようなハイテクなアイテム、あふれんばかりのしょくぶつ、とりやさかな、かわった生きものたち、ヘンテコなたてもの……。ほうかご、ミライくんがよりみちをするばめんでは、いまとみらいがかさなるふしぎなふうけいにむねがおどります。
きょうはおかあさんがうちゅうせんでかえってくる日。しごとにいっていたばしょとは……。
じっくりページをめくっていくと、まるでみらいをたびしたような気ぶんになれる、タイムマシーンのようなえ本です。
2024年11月8日(堀内佳子)