図書だよりカテゴリー 1・2年生から

だってだってのおばあさん

本の表紙:椅子に座ったおばあさんと帽子をかぶって釣竿を持った猫です。

だってじぶんは○だから□

「だってじぶんは○だから□」
じぶんについて、○のところにどんなことばをいれますか?
そうしたらそのあとの□には、どんなことばがおもいつくでしょうか。
この本のおばあさんは98さい。
ねこにまい日さかなつりにさそわれても
「だってわたしは98だもの、98のおばあさんがさかなつりをしたらにあわないわ」
といってことわります。
だけど99さいのたんじょうび、ねこがケーキにたてるために
もってかえってきたろうそくのかずは5本でした。
99さいじゃなくて5さいのたんじょうびにしてみたら
「だってわたしは5さいだから…」
さかなつりにだっていけちゃう!
じぶんの気もちやかんがえかたをかえればなにもかもかえられるのかもしれません。
「だってじぶんは○だから□」
まえむきな、あかるい気もちになることばを
たくさんいれられたらいいなとおもいます。


2024年8月2日(とおちかあきこ)

著者:さの ようこ

出版社:フレーベル館

ISBN: 978-4-577-03649-5