ボウの見た北極海200年
北極海にくらすホッキョククジラは、なんと200年以上生きるといわれています。また、歌うような声でたくさんの仲間と交信して移動しながら生活しています。
200年前の海はどんなところだったのでしょう?
ホッキョククジラのボウが生まれたときは、しずかで冷たい海でした。行きかう船の形も、時代とともに変わっていきます。クジラ捕りに追われる時代など、次々に危険も…。
気がつけば、温暖化で氷がどんどん少なくなってきています。プラスチックなどのゴミも増えてきました。でも、暖かくなった海にはいろいろな生き物がはいってきて、仲間は増えました。
ボウはそれをずっと見てきました。この先200年、ボウの子孫たちはどんな海を見ていくことになるのでしょうか?
ボウの目をみてください。きっとお話に引き込まれますよ。
2023年11月10日(大村由紀子)