4月14日(金)の『絵本の時間』は、前回に引き続き「ミュンヘン、ドイツの一枚絵とグリム童話の世界」のテーマの第二回として、安田幸子先生が「一枚絵」に描かれた物語の世界を解説くださいました。
一枚一枚の手彩色は、当時安い賃金で働かされた子どもたちの彩色労働によるものだそうです。19世紀初頭のドイツの作品を安田先生はスウェーデンで見つけられたとか。何度も戦火をくぐりぬけ、はるばる海を越えて、ここ高知で現物を鑑賞できるありがたさ。貴重な一枚絵を鑑賞希望の参加者で満席の本日でした。
次回6月9日(金)は「うさぎの絵本の世界」を開催予定です。ご予約をお待ちしています。