図書だよりカテゴリー 1・2年生から

ハナさんのおきゃくさま

つぎはどんなおきゃくさんがくるのかな?

ながいあいだ町にすんでいたハナさんがひっこしたのは、町と森のさかい目にある赤いやねのおうち。町がわと森がわに、ドアが一つずつあります。ハナさんは、おもてなしが大すき。このふたつのドアからおきゃくさんがきてくれることをたのしみに、おうちをピカピカにしていました。

ある日、森のほうから大きな音がしました。びっくりしてドアをあけてみると、そこには、大きなおばあさんが立っていました。どうやらむかしからみんなにこわがられている山ばあさんのようでした。はなしをきいてみると山ばあさんは、ちかごろまい子があまりこなくなったことをさみしくおもって、町に子どもをかいにいくというのです。それはたいへん。さて、ハナさんはどうしたでしょう。

ハナさんのもとにくるちょっとかわったおきゃくさんたち。どのおきゃくさんもゆかいでおもしろいですよ。

2023年1月20日(三橋沙希みつはしさき

著者:角野栄子 さく ; 西川おさむ え

出版社:福音館書店

ISBN: 978-4-8340-0167-9