世界のバリアフリー児童図書展

高知こどもの図書館では、IBBYが選定したバリアフリー児童図書のコレクションを展示し紹介します。読書の障害をこえるために世界の知恵を集めたアプローチや全ての子どもたちに読書の歓びをと願う人々の思いと出会ってください。

会期:2022年9月12日(月)〜25日(日)

開館日:金・土・日・月 10:00〜17:00

場所:高知こどもの図書館あとりえほん

9月9日付の、高知こども新聞『読もっか』図書だより欄にて紹介しています、『こくん』(村中李依/作、石川えりこ/絵、童心社)は、2021年のIBBYバリアフリー児童図書に選ばれた作品です。どうぞご覧ください。

IBBY選定バリアフリー児童図書2021

IBBY の日本支部である JBBY(日本国際児童図書評議会)は、2003年から「世界のバリアフリー絵本展」を巡回し、IBBY が隔年で選定する各国の優れたバリアフリー図書を紹介してきました。2018年に名称を「世界のバリアフリー児童図書展」と改めました。私たちは、図書展を通じて、配慮のある本を必要としている子どもたちが社会に大勢いること、これらの本が障害のある子どもたちの読書に新たな可能性を秘めていること、世界の知恵と工夫がバリアのない社会を生み出していくことを知っていただきたいと思っています。そして、こうした本の制作や出版がますます盛んになって、どんな子どもたちも平等に本を通じた社会参加ができることを願っています。2021 年は、26 カ国の 40 冊が選定されました。コロナ禍での選考作業は困難もありましたが、電子データやリモートを取り入れたことで、逆に応募国の増加をもたらし、はじめてスリランカの本がコレクションに加わりました。

出典:日本国際児童図書評議会(JBBY)HP

画像:「世界のバリアフリー児童図書展2021」カタログ(翻訳版) 日本国際児童図書評議会発行