だいすきな奥さんのためにうまれたアイデア
わたしたちの身の回りにあるものは、すべてだれかのアイデアによってうまれたもの。
今から100年ほど前のアメリカのおはなし。アールさんとジョゼフィーンさんが結婚しましたが、奥さんのジョゼフィーンさんはぶきっちょさんでした。お料理をすると、指を切ったり、にたったおなべでやけどをしたり、「いたいっ!」と手はきずだらけ。大切な奥さんのきずの手当てをするために、アールさんは一日中考えます。そして、ある日ひらめいたのは、長いねんちゃくテープに、しょうどくずみのガーゼを小さく切ってはりつけ、ガーゼにばいきんがつかないようにぬのをテープの上にのせて、切ってつかうばんそうこう!
こうして世界で初めてばんそうこうができ、アールさんはさらにこの発明で世界をかえていきます。どの発明にもさまざまな物語がかくれているのですね。
2022年9月16日(清水果子)