はかせのワクワク科学絵本
竹取物語はみんな知っていますが、では、かぐや姫はどうやって月に帰ったのか。考えたことはありますか?
かぐや姫は地球から満月の日に吹く風に乗って帰っていったのです。
え~、そんなことってあるの? 月までとっても遠いんでしょ?
でもその風に乗ったら、なんと30分で月に着いちゃうんです。どんな風かな?
では、「はかせ」にくわしく説明していただきましょう。月はどのくらい遠くにあるのか。満月の時だけ、月に酸素をはこぶ風があることなど。
満月の夜は、月を見上げてみましょう。太陽と地球と月が一直線にならんでいる時、地球から月に風が吹いています。太古の地球の酸素が月の砂の中にねむっているかもしれません。
月っておもしろいね。『ねえねえはかせ、月のうさぎは何さいなの?』という絵本もあります。
2021年5月21日(大村由紀子)